2014年12月4日

今年度最終の公開講座、伝版®で考えるキャリアデザイン

2015年1月27日(火) 伝版®を使った『中堅女性社員のための実践キャリア研修』が
東京・渋谷(日本生産性本部)にて行われます
 
グローバル経済や高度にIT化した環境では、仕事のやり方も中身も激しく変化し続けます。個人も企業も、「変化に対応する」未来型へ移行する覚悟とアクションを自ら組み立てていくことが求められています。

このような潮流は当然「キャリア開発」にも大きく影響を与え、“組織が予め定めたレールを与える”を前提とするキャリアパターンであった組織の多くでそれは消失していくでしょう。かわって、新しい道を切り拓くこと(例えば、女性がより大きな責任ある職位へチャレンジする等)も含めた多様な道を視野に入れ、臨機応変に意思決定を重ねて自らキャリア形成する「意識」をもつことが、個人にとって不可欠なものになりました。また、生き方に関する価値観の多様化に伴い、『仕事』との関わり方も多様に。雇用環境やライフステージの変化ほか、とりまく環境の変化に呼応して柔軟にキャリア設計していく「スキル」を、組織に頼らず個人が自ら身に着ける姿勢も重要です。

一方で現実に目を向けると、このような環境変化を頭で理解しつつも、従来型のキャリア観を無意識に思考の前提とするがゆえに、変化に対応できずに大きなストレスを感じたり、仕事にやり甲斐が見いだせない等の支障が散見されます。

“変われ”というは易しながら、事を為すには、個人が変化に対応する人材の持つべき態度を知り、これからこそのキャリア観を考え、自ら拓く力(キャリアデザインする力)を意識する-その始まりとなるきっかけが必要かもしれません。

2015年1月27日(火)中堅女性社員のための実践キャリア研修(東京・渋谷)は、様々なライフイベントの選択とキャリア形成上の選択を自ら束ねて力を発揮し続けていくために、一日職場を離れ、これからこそのキャリア観をもってキャリアビジョンをとらえ直す機会を提供します。水先案内人は楽伝理事・柴山純が務めます。
*本研修は公益財団法人日本生産性本部主催「ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ」の一環として開催されます。

プログラムは、思考・整理・伝達のコミュニケーション力をむりなく引き出すグラフィックシート『伝版®』を活用した1dayワークショップと、終了後の個別相談からなります。まずは変化に対応する人材の持つべき態度を知り、キャリアデザインの型を学ぶことからスタート。続いて、多様な組織・専門分野・ライフステージにあるメンバーと交流し、自分と異なる視点・価値観を体感しながら考えることで、自分ならではのキャリア観(働き続けることへの内発的動機)の再発見へ。また、『伝版®』を使いながら、キャリアデザインに仮に取り組む体験を通じて、主体的にキャリアを拓く意欲を育みます。WS後の個別相談では、ビジョン実現に向けた第一歩行動を実行性あるものへと応援します。
くわしくはコチラから 

遠方からの参加や、時間短縮勤務を利用する方にも配慮した10:0016:00のプログラム。公開型ならではのダイバーシティに富んだグループダイナミズムを楽しんでいただけるのも魅力の1つです。当事者である中堅社員の方々から、人事・両立支援・ダイバーシティ推進等の職責でキャリア開発支援のあり方に関心ある方々まで、様々なお立場から参加いただいています。
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*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

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