2015年11月12日

”ひとふでんず” 小学校へ行く!

小学生のための『建設業ふれあい事業』by 岩手県建設業協会千厩支部
 
10月20日(火)、岩手県一関市立川崎小学校でのひとこまです。右の写真、こどもたちは何をしているのでしょう。

ショベルカーの“ぬりえ”? 

実はこれ、ただの“ぬりえ”ではございません。

いろいろなモノを“ひとふでで描くこと(一筆書き)”ができるとくべつなグラフィック『ひとふんず』という、楽伝が提供するツールの1つです。

◆「重機」の『ひとふんず』
折々の季節のモチーフから、人物像、さらには地域ならではのご当地アイテムまで、なんでも一筆書きになるグラフィック『ひとふんず』ですが、今回は建設業で使うさまざまな「重機」が『ひとふでんず』になって小学校へ!

高所作業車、たか~い!
こどもたちはクレーン車やショベルカーなどの働くくるま・
重機の『ひとふんず』の上に紙を敷くと、くっと息をつめて
一筆書きでの写し絵に挑戦です。一筆書きの終点にたど
つくと、あの、大きくてふくざつなカタチのクレーン車や
ショベルカーが、自分の描いた絵としてココにあります。
しずかに息をゆるめる表情からは「できた―!」と心の声
がきこえてくるようです。
あとはおもいおもいの色を塗ると、どうでしょう。とても
カラフルで見ていて元気が出るような重機たちが出来上が
ました!

岩手県建設業協会では、県内各地の小中学校、工業高校
などを対象に、建設業に携わる皆さんが学校を訪問し、
児童・生徒たちにわかりやすく建設業について紹介する
「建設業ふれあい事業」を、協会の各支部の運営により
開催しています。
重機の試乗や測量機器の操作体験など、カラダで体感
してココロ揺り動くひとときは、こどもたちにとって
楽しく学べるキャリア教育のきっかけにもなっている
ようです。

◆一関市内の小学校での取り組み
こどもたちに伝わる体験を!と協会各支部ではプログラム工夫を凝らされています。その中で、岩手県南部に位置する千厩(せんまや)支部様では『ひとふんず』を2013年度2014年度に引き続き、今年も活用いただいています。


バックホウ、行きます!
今年度は、一関市立川崎小学校1、2年生、
44名の児童が参加されました。
校長先生のお話に始まり、協会側40名のプロ
の皆さんのサポートを受けながら、高所作業車
(写真)試乗や、バックホウ(油圧ショベルの
一種。右写真)の運転体験。さらに測量機器体
など、身体で建設業のおしごとを体感すると
ともに、重機の『ひとふでんず』の一筆書きに
挑戦しました。

『ひとふでんず“A4サイズの紙1枚に一筆
書き”のシンプルなグラフィック。それゆえに、
こどもたちにとっては「見上げるほど大きく、

ただいま『ひとふでんず』中!
ふくざつな造り」の重機も、「自分手元で、たった1本の線で特徴的なカタチをわかりやす
くとらえ、全体像をみる」ことができます。
「重機に乗る・運転するカラダ全体で感じる体験」と、「全体を俯瞰できる1枚のグラフィック
『ひとふでんずとして捉える体験」が、こど
もたちの中で合流していったその先がなん
だかとても楽しみになります。
 
>>当日の模様、くわしくはコチラ
 
その後、こどもたちが描いた『ひとふでんず』は「ひとふでんずイラスト展(写真)」にて一堂に会しました。

ひとふでんずイラスト展
>>「建設業ふれあい事業・ひとふでんずイラスト展(2015年度)」の模様はコチラ
 
さて、今回ちらりとご紹介させていただいた
『ひとふでんず』。次号では“楽しく伝える・
キャリアをつくるネットワークの楽伝がなぜ?”
を含め、「ひとふでんず」のあれこれをさらに
お伝えしていきます。





*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

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