2017年2月16日

篠原さん、伝版®ダイアリーのことおしえてください

伝版®ダイアリーとシリーズ③ 篠原宏美さん~人生を味わい尽くして生きるための戦友です!

『伝版®ダイアリーと』なにしていますか?楽伝自身がとても気になっていたことを、ユーザーのみなさんにおききしてみました。シリーズ第3回目は、篠原宏美(しのはらひろみ)さんです。

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3人の娘さんたちと旅行中!
左から2番目が篠原さん
らくでん(以下、楽伝): 篠原さん、ごぶさたしております。今回はお時間をとっていただきありがとうございます!

篠原さん(以下、篠原): お久しぶりです!こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

楽伝: 篠原さんは2年前から伝版®ダイアリーをおつかいいただいていますね。

篠原: そうです。とにかく伝版®の大ファンでしたので、それを日常的につかうことのできるダイアリーがあるとうかがったときは、本当にうれしかったです!

楽伝: はい、一目見るなりとても感激していただいたことをよくおぼえております(笑) そんな伝版®との出会いもふくめて、はじめにご自身のことをお話しいただけますか。

篠原: 承知しました。仕事では、電力会社、教育産業のカスタマーサービスセンターを経て、現在はトヨタグループ各社の金融パートナーであるトヨタファイナンス株式会社に勤務しております。早いもので弊社でもう15年になります。本社のある愛知県に住んでおります。

楽伝: どんなお仕事をされているのですか。

篠原: 人事部人事グループの主幹として、ダイバーシティ推進に関わる全般を担当しています。主には、仕事と家庭の両立支援(育児・介護)や女性活躍推進、障がい者雇用促進、ハラスメントの防止などにあたっています。

楽伝: 伝版®をつかっていただいたのは2013年の1月でしたから、約4年前ですね。

篠原: もうそんなになりますか!弊社社員のためのキャリアデザイン研修で伝版®をつかわせていただいた初回ですね。以来、毎年お世話になりました。

楽伝: こちらの方こそ伝版®を存分に活用いただいてありがとうございます。私どものファシリテータが御社に伺って研修の場を務めさせていただいていると、会場の後ろの方のお机で、事務局ご担当の篠原さんが、参加されている社員の方々に負けないくらいの勢いで伝版®を書いておられていたのが印象的でした。

篠原: そうなんです。研修のたびに私も一緒にお花や木に書きこむことで、その研修についてはもちろんですが、私自身の仕事についても定期的に内省する機会となり、助かっていました(笑)

楽伝: ダイアリーを知る前から、伝版®ヘビーユーザーでいらしたんですね。伝版®ダイアリーを手にされてからはいかがですか。

篠原: 助かっています。私は、一度きりの人生、やりたいことがたくさんあります。仕事と、冒頭の写真に一緒に写っております3人の娘たちの子育てとを両立することもそうでしたし、実父と義父の介護もそうでした。

楽伝: お二方の介護が同時期に重なられたこともあったと伺いました。その中、つねに新しいことを学んでおられますよね?

篠原: そうですね。仕事柄、社員のみなさまの相談を受けることも多くありますし、自分自身が成長していきたいという思いもあって、「学び続ける」ことを大事にしています。近年は仕事のかたわら、武蔵野大学で心理学を専攻していましたが、この3月に卒業しました。

楽伝: おめでとうございます。スケジュールやご自身のエネルギーなど、調整にはご苦労もおありだったのでは?

篠原: ありがとうございます。業務にも直結する産業組織心理学、認知心理学、行動療法などを学びましたのでやりがいがありました。一方で、仕事と家族のこと、学ぶことを束ねていくのはたしかになかなかたいへんでした。もちろん、家族のおかげで良いこともたくさんありました。大学の講義を受けに東京へ行く際は、社会人になって東京に暮す娘の家がよい宿でした(笑)

楽伝: お嬢さんたちとのよいコミュニケーションの機会にもなられたでしょうね。

篠原: そのとおりです。女性の社会人の先輩として、娘が困難に直面しているときにタイムリーにサポートをしてあげられたことも実際にありました。そうしたことも含めて、良いことも大変なことも変化のある生活だからこそ、伝版®の役割が大きかったです。

楽伝: どういうことですか。

篠原: 弊社のキャリア研修におけるねらいもまさにココなのですが、伝版®をつかうと、内省のPDCAサイクルを実践していくことが促進されます。その内省を、12カ月を伝版®で網羅するダイアリーをつかえば、1カ月に1枚のペースでお花の伝版®をつかって進めていくことができるわけです。

楽伝:  いつも伝版®と一緒、が可能です!

篠原: 企業人の私、家庭人の私、学生の私・・・と、二兎も三兎も追いたい自分に、このダイアリーは内省のPDCAをもって伴走してくれ、優先順位を確認し、私が本当に行きたい方向へと近づいていくよう励まし、勇気づけくれています。これはもう「戦友」ですね。

楽伝: 戦友!

篠原: 「人生を味わい尽くして生きる」が私のモットーですが、それにはなくてはならない存在です。

楽伝: 「人生を味わいつくす!」お写真(右)の「川」のいちばん上にも書いてありますね。お役に立っていると伺い、うれしいです。よろしければ、篠原さんの使い方をおしえていただけますか。

篠原: いいですよ。新しいダイアリーを手にしたら、まず、一年後のありたい姿をイメージしながら「木」のシートに書きこみます。前の年のダイアリーを見返したりもしながら書いていると、なんだかワクワクしてきて、やりたいことを達成できている自分、実行できている自分の映像が視えてきます。

楽伝: 右下のお写真で、左側に見えているのが「木」の伝版®で、右側が毎月のページにある「花」ですね。「木」がとってもカラフルですね!なんだかパワーが伝わってきそうです。

篠原: ありがとうございます。実際、見ていると私は元気が出てきます。毎月のお花のシートですが、ここにはその月のタスクそれぞれについて、取り組みたいことを花びらにのせていきます。たくさんあるときは、花びらを自分で描いてふやしています。お花の真ん中には、その月を総括するフレーズを書き入れています。そうすると、無意識のうちにそのことを意識して時間を使えるようになりました。

楽伝: 自分の大切にしたいことがお花の真ん中に書かれて「見える」ようになったことで、脳にしっかりインプットされたということでしょうか。おや、花の周りにもなにか書いてありますね。

篠原: 花びらの周りには、読んだ本で気に入った言葉や、響いた歌詞など、ポジティブな気分になる言葉を添えてます。自分への応援メッセージのようなものです。下のカレンダーでは、上手くいったことと、上手くいかなかったことを振り返って記入しています。

楽伝: ご紹介ありがとうございました。ところで、たいへんお忙しい毎日だと思うのですが、いつダイアリーを記入されていますか。週末を含めて、盛りだくさんだろうとお察ししているのですが・・・
週末、ご自宅でのひととき

篠原: ご想像のとおり、盛りだくさんです(笑)だから、振り返る時間をあえて「つくって」います。土日のお休みタイムに、自宅でいちばん気に入っている場所―リビングなのですが、そこで伝版®ダイアリーを広げて、大好きな紅茶をいただきながら書き込んでいるときが、私の最高のリフレッシュタイムであり、パワーチャージするひとときです。

楽伝: 忙しいけれど、あえて立ち止まる、ということですね。

篠原: そうです。本当にやりたいことを確認することができ、なんとなく目の前のことから手を付けてしまって肝心のことが・・・といったことが減ります。

楽伝: では篠原さんがもしオススメするとしたら、どんな方に伝版®ダイアリーをすすめますか。

篠原: まずは「やりたいことがいっぱいの方」ですね。仕事も趣味も、運動も、ボランティアも、あれもこれもやりたい、というような方。私がまさにコレです(笑)手を打たずにいると時間がなくなり、焦ってしまいがちですよね。そんなとき、伝版®ダイアリーで「頭の中を可視化」すると、時間やお金の使い方などの優先順位をはっきりさせることができます。

楽伝: 自分が本当に何を大事にしたいかを確認するわけですね。

篠原: ええ。次にオススメしたいのは「私のキャリアはこのままでいいのかな?」といったように、いまの環境に慣れるうちにやりたいことがわからなくなってきたと感じている方です。伝版®ダイアリーには、これまでの自分のライフキャリアを棚卸しすることにもつかえる「川」のシートがありますし、「木」や「花」のシートをつかって、たとえば、これまで大切にしてきたこと、自分のこだわり、好きなこと、好きな人、好きな言葉などを手掛かりに、自分の価値観を見える化してご自身と向き合ってみることをオススメします。おそらく、ふつうの罫線の入ったワークシートなどではみなさんご経験があると思いますが、伝版®でぜひ試してみていただきたいですね。楽しく自己分析ができ、進みたい道がきっと少し見えてくることと思います。

楽伝: 具体的なご提案をありがとうございました。ほかにはいかがですか。

篠原: そうですね。3人の娘が小さかったころのことを思い起こすと、やはり子育て中で自分の時間がないと感じている方にオススメしたいですね。時間、ないですよねぇ。わかります!でもぜひ、ほんの少し時間をつくってみてください。お子さんのお昼寝中や、どなたかの手を借りてでも、自分だけの時間、自分に向き合う時間をつくると少し気持ちがラクになるかも。ダイアリーのお花になにかひとこと、たとえば、いま一番やりたいことを書くための5分間をつくることからでもいいのでは?

楽伝: 5分、いいですね。そうそう、楽伝に、第一子の出産前からダイアリーを使っていたメンバーがいまして、先日ここ7年間のダイアリーを振り返ったら、結構、0歳のときに色々書きこんでいたそうです。ソファーで授乳後、ひざ上に寝かせたまま、上半身で横を向いて書いたりとか(笑)

篠原: そう、ちょこっとでもいいですよね。それから、書くことで自分をケアできるということもあるのかな、と思います。たとえば、新しい1カ月が始まって日付けが進むと、実行できたものについては、花びらを色鉛筆などでぬったりするんです。そうすると、ちょっとした達成感がありますよ!

楽伝: いいですね。気持ちが明るくなりそうです。いろいろと具体的な使い方アドバイスをありがとうございました。ところで、最近はご家族周りでまたひとつ、お忙しいことが増えたとお聞きしましたが?

篠原: そうなんです。昨年孫が生まれまして、出産直後は自宅で娘と孫の世話をしていました。1年経ち、ますます可愛くて、ここまで自分がメロメロになるとは想像できませんでした(笑)

楽伝: このお写真(右)はお孫さんとですね。赤ちゃんも篠原さんも、やさしい素敵な笑顔ですね!今回はお忙しい中、ありがとうございました。

篠原: こちらこそリフレッシュさせていただきました。ありがとうございます!

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篠原さんのお話はいかがでしたか。
このところ「楽しそうなのでいちど試してみたい」「2017年度は昨年よりうまく活用できそう!」といったお声をいただき、うれしく思っています。第4回は2/18 土曜日の予定です。どうぞお楽しみに!(らくでん)
 
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