2017年3月13日

らくでん式シリーズ② 疑似体験で相手に思いをめぐらす

『らくでん式・英語インプロの現場から』②

『らくでん式・英語インプロ』のいろいろな現場で、参加メンバーが気づいたことやファシリテータが感じたことをご紹介するシリーズ『らくでん式・英語インプロの現場から』。

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今回は、中学生たちが初めてらくでん式‟超々”寸劇英語インプロに挑戦した先週の現場からお届けします。
 
‟超々”とつくぐらいですから、時間はナント1分!
ペアをくむと、ファシリテータが設定した「役」に各自なりきり、これまた設定された「ミッション」をクリアすべく、1分間で掛け合います。

今回用意された「役」は《高校生》《その母親》
「ミッション」は《母親が、ある約束をまもらなかった子に“ごめん”と心から反省させる》。

「えーっ、これ準備タイムなしで?ホントに英語で?1分間どうなったの~💦」と気になりますが、そのワークの模様はまた別の機会にご紹介させていただくとして今日は、寸劇終了後のリフレクション(振り返り)タイムの1コマを!
 
らくでんファシリテータ:「やってみてどう思った?」
 
《母親役》メンバー:「言い返されるたびに“そうか、今度はそうきたか!”って思って、なんとか謝らせるにはどうしたらいいか、相手ならどう思う?って必死に考えた。」

《高校生役》メンバー:「こんなの、ふだん親とはよくあるけど、今日はやたらおかあさんの気持ちを考えちゃった。なんとなく気持ち、わかった。」

どうやら「自分とちがう人(相手)に必死に思いをめぐらす経験」をしたんですね。

・中学生の自分にとって、想像できるけどよくは知らない《高校生》や、わかっているけどわかりたくない《母親》という存在になりきりる。

・そのうち、無意識に相手の立場・目線を必死に考えたりする。

すると、次のセリフが変わる!

英語・日本語を問わず、自分と違う相手がそこにいて「伝え合いをするのがコミュニケーション」ということ。英語インプロをするうちにすーっと自分のものになったらいいな!と思っています。
らくでん

【参考】らくでん式・英語インプロワークショップ
開催済みのワークショップの模様は下記にてご覧いただけます。
>>「カラダとココロを動かし、未知と向き合う力を養う」

>>「まちがったらおもしろくなる!」
*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

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